「LINE」や「LINE WORKS」を業務に使う場合の目に見えない本当のリスク

2024年12月16日
私はサウナ好きで週1回は近くのサウナに行きます。

しかし、サウナほど、「健康にいい」という人と「健康に悪い」という人の意見が分かれるものもないでしょう。

サウナが健康に良いという意見
血行促進
デトックス効果
肺機能の改善
メンタルヘルスの向上

サウナが健康に悪いという意見
脱水症状のリスク
心臓や血圧への負担
長時間の利用による過熱
感染症リスク
適応力の個人差

あなたはどっち派ですか?

同じように、「LINE」や「LINE WORKS」を仕事に使うことへの意見は真っ二つに分かれます。

「LINE」や「LINE Works」を業務に使うメリット
・手軽で直感的な操作性
・すぐにコミュニケーションできる
・コストパフォーマンス
・スマホで使いやすい

「LINE」や「LINE WORKS」を業務に使うデメリット
・公式な業務記録としての不適切性
・2週間でファイルが消える
・公私が分けづらい
・セキュリティ面の不安

などの意見です。

あなたはどちらのご意見でしょうか?

「LINE」や「LINE WORKS」を業務に使う場合の目に見えない本当のリスク
「LINE」や「LINE WORKS」を業務に使う場合目に見えないリスクが存在すると思っています。
それは、ラインがそこそこ便利なために、「これでいいか」とみんなが感じ、
グループウェアの導入が妨げられて、会社のDXが進まないということです。

本来のグループウェアは、下記のように広範囲な業務をカバーします。

「LINE」や「LINE WORKS」を使用頻度と重要度の高いチャット機能として、社内コミュニケーションの基点にすると、そのほかのグループウェアの機能を別のツールで行う、または、しないということになります。
本来、グループウェアは社内のインフラを共通なものとして、全体としての、グループとしての業務効率をあげる目的で導入されるものですが「LINE」や「LINE WORKS」をグループウェアの中心に置くと一気に全体の連携が悪くなるのです。

経営者は、そのことのデメリットをもっと考える必要があるのです。
「LINE」や「LINE WORKS」を社内のチャットツールとして何気なく、また必要に迫られて使っている企業は今後、社員数が増えない、業務の効率が上がらないという目に見えないリスクを背負う可能性があるのです。

    TOP