LINE 仕事が効率化しない理由

デジタル苦手なおっさん経営者へ贈る
📌おっさんずDXブログ
〜最強のチームを作る
リモートワークはじめの一歩〜
ITコーディネータ 尾上昌人
Google Workspaceなどグループウェアによる
最強チームの作り方を提案します。

エロ広告規制〜伊藤孝恵さんの国会質問〜

国民民主党の伊藤孝恵さんが、国会で熱心にエロ広告の規制の質問をしています。

それによると、

小中学生にパソコンをひとり一台づつ配る

いわゆる「GIGAスクール構想」のパソコンにも

エロ広告やゲームの広告がどんどん表示されるらしいです。

ただでさえ、子供に与えたスマホの利用時間や

使い方に悩まされている親御さんにはまたまた頭の痛い問題ですね!

本来意図したものだけに使われるのは難しい・・・

子供の学習のために大胆な「ひとり一台端末」を始めたんだけど

当初予定していなかった、エロ広告やゲームアプリの広告としても利用されてしまって、

関係者はざそ残念なことでしょう。

しかしそうしたことはしばしば起きます。

もともとインターネットも、

もともと軍事用に開発されたネットワークのシステムが

民間転用されて、本来の目論見を大きく外れて、全世界に普及しました。

こうした、良い例もあります。

しかし悪い方が多いかな。

例えば、

オフィスのオープンスペースも、

当初はコミュニケーションの場として活用しようと思ったのに、

みんなイヤホンをしてzoomをするから孤独になっている。

とか、

社員を守るための監視カメラの導入が

社員にとっては監視されてるようで不満だったり。

LINEはもともと安否確認ツール!
そこまで仕事に使われることは想定していない!

そういった意味では、LINEこそ当初の目的を逸脱しているツールでしょう。

「簡単」、「便利」なツールだから、

ほとんどの中小企業、役所ではラインを仕事に使っています。

「雨が降ったから車で迎えに来て!」

なんて家族間の会話にはうってつけですが、

仕事のラインとなると、

「既読がついているのに返信がない」とか

「グループのメンバーに忖度して発信を控える」とか

本来の使われ方をしていないが故の問題が出てきます。

LINEはもともと、東日本大震災直後に安否確認のためにテキストで安否を確認するため、一気に全国に広まりました。

LINEで弊害が出る作業

ライン(ラインワークスも基本的には同じ)を使って行う作業として、

アポイントの確認や簡単な業務指示は

最も適した作業です。

しかし、

ラインではうまくいかないこともあります。

業務報告・進捗管理→情報が流れやすい

ファイルの管理→管理機能がない

ファイル保管→一定期間で消えちゃう

休暇や勤怠→フォーマットに誰かが入力

機密性の高い業務→セキュリティが弱い

承認作業→大雑把な記録しか残せない

などです。

仕事上最も使用頻度が高いチャットツール!
見直すだけで生産性が大きく上がる!

LINEは社内のデジタルツールの中では、スラック、チャットワーク、Googleチャットなどと同じ、「チャットツール」です。

チャットツールはテキストの会話ですから、使用頻度は高くなります。

チャットツールは使用頻度が高い分、自社に合ったツールを選ぶべきです。

これをやらずに安易にLINEを使用し続けると、業務の効率化が妨げられ、

・納期遅れ

・連絡不徹底

・不正確な報連相

・データ共有不足

などが生じます。

LINEからGoogleチャットへの変更が価値のある選択となる!

当社では、まずLINEをGoogleチャットに変えることを提案しています。

LINEからGoogleチャットになることで、

他のソフトウェアもGoogle Workspaceの統一されたインターフェイスのアプリに切り替えることができます。

 

チャットツールを変えるメリット。

チャットを変えることでのメリットは、とても大きなものがあります。

最も大きいのは、Google ドライブやGoogleスプレッドシートをはじめとしたオフィス系のソフト、Googleカレンダー、Gmailが一体となって、ブラウザー上で、PC業務の7割から9割を同じインターフェイス上で行うことができるようになることです。

もう、スラック、チャットワーク、Dropboxなどさまざまなソフトを立ち上げ、渡り歩くような作業から、シームレスに業務を行えるようになります。

 

生成AI「Gemini」も一緒に使える!

まだいいことがあります。

チャットをGoogleチャットに変えることで、Googleの生成AI「Gemini」も一体化して使えることです。

これについては、改めてこのブログで話題にします。

1-3年ごとに業務の再設計が必要!

ここでは、LINEからGoogle チャットへの変更ということで考えて見ましたが、

大切なのは日々の業務の設計。

1-3年ごとに業務の再設計が必要と私は考えます。

今まで慣れ親しんだやり方を横に置いて、

ことあるごとに、ゼロベースで、

何が必要か、どのよにしたら考えてみることが、

会社やチームにとっては大切です。

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〜最強のチームを作るリモートワークはじめの一歩〜
📌 リモートワークの定義
当ブログでは「リモートワーク」という言葉が出てきます。
我々が考える「リモートワーク」は、雇用形態としての「自宅勤務(テレワーク)」
だけではなく、より広くとらえています。
たとえば同じ会社でもフロアが違ったり、営業と倉庫が別にあったり、
我々はこれら、2つ以上の拠点やフロアでネット環境に繋がれたPC上で
一連の業務をすることを「リモートワーク」と定義します。
いままで、このような「リモートワーク」に特化した中小企業のための
組織論、理論体系はありませんでした。
我々は当ブログを通して、「リモートワーク」をもっと普及させ、
住んでいる地域や会社の所在地など場所による制約をなくす
新しい働き方の提案を行っていきたいと思います。

     

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