▼デジタル広告にも応用できる「当たるチラシ」の作り方 No.47

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▼デジタル広告にも応用できる「当たるチラシ」の作り方
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みなさん、おはようございます。

私は、地元の東郷町の商工会の広報誌作成を

担当させていただいています。

前の土日は7月発行の広報誌の「テイクアウト特集」の取材で

東郷町の飲食店を回りました。

うなぎ屋さん、洋食屋さん、和食屋さん、喫茶店どこも超満員でした。

アフターコロナの「リベンジ消費」が

ここ東郷町でも始まっていることを感じました。

そこでよく見かけたのがバラエティ豊かな「テイクアウト用のチラシ」です。

それをみていたら、自分がかつて「印刷屋」で、

一時は証券会社から年間累計100万枚以上のチラシの

デザインと印刷を受注していたのを懐かしく思い出しました。(笑)

皆さんもご商売をしているとチラシをつくることもあるかと思います。

役に立つかどうかわかりませんが、私のチラシの作り方をご紹介してみたいと思います。

チラシ作成のノウハウを知っていただき、

「日本の宝物」であるみなさんの会社の商品やサービスを多くの人に宣伝できる

印刷してもよし、インスタやFACEBOOKにPDFデータを貼り付けてもよしの

販促ツールをつくろう!っていう話題です。

よろしければお付き合いをお願いします。

「当たるチラシ」を作るにはいくつか予備知識が必要です。

それを5つのポイントをまとめました。

▼▲▼当たるチラシを作る予備知識▼▲▼

▼ポイント1 チラシの平均閲覧時間は2秒間!

駆け出しの印刷屋時代に読んだ広告の本に書いてありました。
インパクトがある言葉ですね。
ストップウォッチを持って、この事実を確認したことはありませんが、
チラシには「時間軸」が必要なことがわかります。
チラシは「何を書くか?」はもちろん、
2秒程度の短時間に「どこを読んでもらうか」考えることが
レスポンスに影響するようです。

▼ポイント2 目線は左から右に流れる!

web制作でもよく言われることですがほとんどの日本人は
反射的に「左側」から「右側」に目線を移動させることが知られています。
そして、上から下に読みますから、チラシの最も大事な部分は「左上」になります。
重要なことは「左側」そしてなるべく「上部」に書いておくといいです。

▼ポイント3 「認知」→「判断」→「行動」の順で設計する!

チラシには「イメージ広告」と「レスポンス広告」があると言われます。
「イメージ広告」はアップルやベンツなどの大企業がやっているかっこいいやつです。
細かいことを解説せずに使用感やブランドイメージを鮮やかに伝える広告。
憧れます!しかし、やっちゃダメです。
「イメージ広告」は何億も広告宣伝費をかけ、消費者への「認知」が完了している企業が
「ブランドイメージ」を高めるための広告なんです。

そもそも「社会的認知」の薄い中小企業は「レスポンス広告」を作る必要があります。
レスポンス広告とは、「認知」→「判断」→「行動」が明確なチラシのことです。

「認知」あっと思わせる、目を引く
  ↓
「判断」なるほど!と思わせる説明、行動を起こすに足る詳細な解説
  ↓
「行動」何をして欲しいのか明確に書く

▼ポイント4 「レスポンス広告」では、白黒でもカラーでも効果はあまり変わらない

今は黒一色とカラーはあまり印刷代も変わりませんから、

黒1色にしなさい!ということではなく、

黒1色でもいいですよということです。

どっちでもいいです。(笑)

デザインも一緒。そんなにこだわらなくていいです。

でも多くの企業が「かっこいいデザイン」に異常にこだわります。
「当たる」ことと「かっこいい」「キレイ」をイコールで考えられるようです。
「イメージ広告」と「レスポンス広告」を混同されているかもしれません。

まあ、女性用の化粧品など例外もありますが、
こと「レスポンス広告」に関しては、
高いデザイン費用を払わずとも「当たるチラシ」は作れます。
お客様目線でわかりやすい商品内容にこだわりましょう。
それが真のデザインということかと思います。
(私の独自見解! 偏見あり! 業種で違う!笑)

▼ポイント5 「紙は圧縮するメディア」「WEBは膨張させるメディア」

A4 1枚のチラシをWEBに置き換えると多分3-5ページ、
1ページに収めたとしてもプリントアウトベースで
3倍から5倍のスペースが必要でしょう。
WEB屋さんがサービスで作ってくれるチラシは
このことを理解されていないものが多いです。
結果、「認知」「判断」「行動」のステップがきちっと踏めなくなり、
反応がない!となってしまいがちです。
チラシ作成には情報をコンプレッサーにかけるように、
情報の取捨選択、スペース、配置に時間をかける必要があります。

▼▲▼当たるチラシの作り方(ラフ作成)▼▲▼

ここまでくると「当たるチラシ」は結構簡単に作れます。

ワードやパワーポイントに直接作っていってもいいのですが、
慣れるまではノープランだとすごく時間がかかります。

「コピー用紙」を使って、全体の内容を決めてからの方が効率がいいです。

ラフができたら、ご自身で作るのもいいですが、

社員さんや印刷屋さんに委託してもいいかもです。

ラフが良ければ効果は出ますから、

上がったデザインに口出ししないでいいです。(笑)

ここでは、パソコンに向かう前、経営者が行うべき「ラフ作成」

の仕方をご案内します。

A4の紙を封筒に入れる時のように3つに折って、
また伸ばします。

3つに区切られたスペースの一番上が「認知」
真ん中の3分の1が「判断」
一番下のスペースが「行動」
となります。

鉛筆で端っこに認知、判断、行動と書いておくといいです。

▼認知のスペース
「認知のスペース」には大きな文字で見出しとサブタイトル
アイキャッチの写真などを入れます。
縁もゆかりもない方に興味を持ってもらうわけですから、
わかりやすく、シンプルなキャッチコピーが必要です。
全体のエネルギーの50%はこのスペースに費やし練ってください。

▼判断のスペース
真ん中の「判断のスペース」は9ポイント前後の小さな文字で構いませんので、
商品の説明やイベントの詳細を詳しく書きます。
このスペースを読む人は「認知」のハードルをクリアした人で、
自分が行動するかどうかの「判断材料」を求めて読むので
文字が小さくても、文字数が多くてもちゃんと読んでくれます。
必要ならば商品写真なども入れますが、小さくてもいいです。
全体のエネルギーの40%はここに割きます。

▼行動のスペース
一番下の「行動のスペース」は「認知」して「判断」をし、
そのサービスや商品を求めている方に「こう行動してください!」
とお願いするスペースです。
FAX送付欄、注文欄などの手続き
電話番号やメールアドレスなどの連絡先
などわかりやすくレイアウトするといいと思います。
エネルギーの10%程度はしっかりかけて完成させましょう!

※ここに紹介したノウハウは、イベント開催や集客用の
「行動を起こしてもらうチラシ」であって
チラシは様々な目的で作られますから
「こうでなくてはならない」というものではありません。

また、ここから派生して様々な応用例も出てきます。
基本的な考え方と捉えていただければと思います。

「尾上の言うようにやったけど当たらんじゃないか?」
と言う方がいたらチラシを見せてください。
原因をご一緒に考え、改善していきましょう。

今日はここまで!
読んでくださりありがとうございます。

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<編集後記>
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

アフターコロナ対策として、

「リベンジ消費取り込み」や「新しい取引先の獲得」をお考えの企業が多いかと思い

ここ2週「メルマガ」や「チラシ」と言う販促の話題を取り上げてみました。

7月からは「アフターコロナ対策」対策として自社ホームページを活用するために欠かせない

「Googleアナリティクス」をテーマにしたいと思います。

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みなさん、
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