DXで「共に働く人の心」に「火」を起こす!

2024年10月24日
本日は私が代表理事を務めます一般社団法人愛知ベンチャー支援協会のミートアップがウインク愛知で開催されます。
詳細はこちらです。

私は日頃DXの仕事の他に、若者のスタートアップを支援する活動をしています。
横浜で、ピッチイベント(スタートアップ起業が次々登壇し自分のビジネスをプレゼンし、出資を呼びかけるイベント)に参加し、衝撃を受けたのがきっかけです。
そして、名古屋でもスタートアップ企業の支援に関わりたいと思い、協力者の方と共に、一般社団法人愛知ベンチャー支援協会を立ち上げました。

本日当会のミートアップイベントに登壇くださる薮内さんは、豊橋を中心に『火-Okoshi』という学生起業家育成プログラムを主催する20代の若手経営者です。
『火-Okoshi』とは、中学生、高校生、大学生が、合宿で同世代の仲間と一緒にワークショップや交流を通して、社会の様々な問題に対して、チャレンジしてみたい企画プランや事業アイデアを考え、発信していく活動です。
『火-Okoshi』の活動をする若者は、エネルギーと使命感と夢を持って現在の日本や地域の社会問題に立ち向かう志高い人たちです。
そんな若者の先頭に立つのが今日登壇くださる薮内さんです。
今日は、そんな愛知の若者のほと走るエネルギーを参加者に感じていただけるイベントになるはずなので今から楽しみです。

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ここでちょっと用語解説です。”ベンチャー企業とスタートアップ企業”
ベンチャー企業とスタートアップ企業、二つは定義がなく曖昧に使われていますがほぼ同義とお考えください。
資本主義の先進国アメリカには、「ベンチャーキャピタル」という言葉はあっても「ベンチャー企業」という言葉がなく、これは和製英語です。
自らのビジネスアイデアをもとに巨額の資金を集め、ビジネスをスタートさる企業をさしてシリコンバレーなどで使われているのが「スタートアップ企業」です。
日本では、既存ビジネスにとらわれない新しいビジネスモデルで開業する経営者を「スタートアップ」というような流れがあります。
中小企業とスタートアップ企業の違いは、「従来のやり方のビジネスなのか、従来にないビジネスモデルか」のようです。
ただ、日本では、できたばかりの会社や一人の若者に数十億、数百億の巨額の資金を提供する仕組みも文化もないので、シリコンバレーの「スタートアップ起業」とはちょっとニュアンスが違います。
一般社団法人愛知ベンチャー支援協会の「ベンチャー」は日本で新規開業する、新たに船出する企業を指しています。
ビジネスモデルというより、「経営者のチャレンジ精神」に重きを置き、どんなビジネスであれ、志を持ってスタートする企業を応援することをミッションとしています。
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私が20代の頃は、政治や社会課題の解決には無関心でした。
そういったことはどこか遠い世界のような気がしていました。
当時、限られた音楽や映像の情報を鵜呑みにして、海外は理想の世界、憧れの世界と思っていました。
それが、インターネットやスマートフォンの普及でマスコミを通さずとも世界中の情報を瞬時に受け取ることができるようになりました。
人々のライフスタイルが変容し、為政者、権力者の意向に振り回されることなく、世界中のリアルタイムの一次情報を一人一人が瞬時に判断し、行動することができる。
世界規模で起こったDX(デジタルによってもたらされる変容)でした。

その文脈で『火-Okoshi』を考えると、日本の少子高齢化をはじめ、様々な社会問題に対して、問題意識を持つ若者が増え、世代を超えて、社会課題に向かって動き出してくれているという希望を感じます。
そして、『火-Okoshi』の由来である「若者の「火」を起こし「人」を起こす!」にも共感します。
彼らの活動を拝見すると、人が情熱をもって動くためには、「火」が大切だと痛感します。
DXを起こすことが、何につながるのか、どのような未来を描くのか、我々も会社の成長に対して、社員さんや取引先に明確に示し、「火」を起こしていかなければと感じます。

DXで「共に働く人の心」に「火」を起こす!

こんな思いで社員さんやお客様と関われたらと思います。

 

 

 

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