LINE・LINEワークスはDXに不向きなツールかも!

2024年10月30日
最新の日本の主要SNSの利用者数数ランキングはLINEがトップです。

出典:株式会社ホットリンク

仕事でもよく利用されていて、役所の8割以上がLINEを仕事に使っているというデータもあります。
皆さんもライングループを社内の打ち合わせやお客様とのやりとりに使っているのではないでしょうか?
LINEの延長線上にあるLINE WORKSもよく使われていますね。
しかし、当社では社内のやりとりにLINEやLINEワークスをつかわなくなりました。
当社では、社内のほとんどのやりとりをGoogleチャットでしています。
我々の経験では、Googleチャットを使い始めると、自然にLINEは使わなくなりました。
使わなくなって初めて、「LINEを使っていると業務効率が上がらない」ということがわかりました。
LINE・LINEワークスとGoogleチャットの違いは下記のようなものがあります。

1.スレッド機能
LINE・LINEワークスにないが、Googleチャットにはある機能として大きいのは「スレッド機能」です。
スレッドとは、一つのメッセージに関連したチャットができる機能です。
LINE・LINEワークスのリプライ(返信)機能の高度化されたものとお考えください。
お仕事の依頼に対して、その進捗や指示がしっかり整理され、会話が混同することがありません。

2.メンション機能
メンション機能は、 LINE・LINEワークスと同じように@(アットマーク)をつけて、相手を特定する機能です。
LINE・LINEワークスとの大きな違いは、自分に対してメンションされたものが一覧で表示されることです。
1日、多くのチャットが飛び交っても、自分宛のチャットを見逃すことがありません。

3.スペース機能
スペース機能は、LINE・LINEワークスのグループ機能です。
Googleチャットでは、数人のグループでのチャットを「スペース」と言います。
スペースには、「タスク管理」機能が連動していて、スペースごとにタスクを管理できますので、漏れがありません。

4.データ、履歴の未期限保存が可能
LINE・LINEワークスでは、ファイルや画像の保存期間は30日間ですが、Googleチャットは無期限です。
また、Googleチャットは編集履歴も無期限に残りますので、ファイルをかなり前に戻したい場合に便利です。

5.Gmail、Googleチャット、Googleカレンダーなどのアプリと連動
また、設定を少し変えれば、Gmailの画面から、Googleチャット、Gmail、 Googleカレンダー、Googleミート、Googleタスクなどのアプリと連携させることができ、
一つの画面に表示させることが可能です。

Googleチャットの連携アプリ

我が社は、社内業務連絡のツールをLINEからGoogleチャットに変えたことで、デスクワークの8割以上をGmailの画面で終わらせることができるようにまりました。
現在まだお客様とのやり取りはLINE・LINEワークスを使っていますが、徐々にお客さんや取引先様もGoogleチャットを使っていただけるようになっています。

当社は、Google Workspaceのインフラを手に入れたことで、オフィスのDXが一気に進みました。
しかも、投資額は、Google Workspaceのビジネススタンダードプランに1アカウント申し込んだ費用、月額1,360円です。
無料でもできたのですが、画面録画機能とGoogleドライブの容量が、無料版15Gから、2Tへ増やせますので安い買物と判断し、購入しました。

私たちの経験から申し上げると、「LINE・LINEワークスのグループはDXには向かないツールです!」と言えます。
当社も、マイクロソフト365やサイボウズなど様々なグループウェアを使ってみましたが、中小企業に最も適していて、安価なのはGoogle Workspaceでした。

LINE・LINEワークスはDXに不向きなツールかも!と感じたらぜひ一度ご相談ください。

TOP