2024年11月9日
今日はDXセレクション2024準グランプリのリノメタルさんを紹介します。
※「DXセレクション」は経済産業省が行っている中小企業のDX企業の表彰制度です。
DXセレクション2024準グランプリ
株式会社リノメタルさんの情報
—————————————
【企業概要】
株式会社リノメタル
URL:https://rinometal.com
資本金:1億円
従業員数:101名
代表者:荒金賢治
【事業概要】
• 金属プレス加工・熱処理加工による機能部品の量産 等
【企業理念】
• 自分たちの可能性を広げ、金属プレス加工の可能性を広げ、人々がより快適に移動できる未来を支える
こちらがリノメタルさんの準グランプリ受賞講演です。
https://www.youtube.com/watch?v=1Hup3_i6rGw
—————————————
この中で私が共感したのは「未来から逆算する」というDXの推進方法でした。
リノメタルさんでは、 年に一度の経営計画発表会で経営層が社内外向けに方針や戦略を説明。
従業員さんとは「私たちの明るい未来設計図」というフォーマットを使って、 で「3年後の未来」や「戦略」「目標」などを具体的に描いていかれたそうです。
DXを成功させるには、自分たちの会社がどのようになっていたいかの未来を社員さん一人一人が具体的に描けるかどうかにかかっているんだなと感じました。
つまりデジタルツールだけを考えるのではなく、働き方ややりがいなど様々な側面から未来を描くなかで、最先端のDXの要素を組み込むことで、そのビジョンの達成を早めるまたは確実にするというやり方です。
DXはあくまで「従」で、「主」はあくまでそこに働く「人の未来」ということになります。
よくあるDXの失敗例はデジタルツールやシステムが「主」になり、人のやりがいや都合が「従」となり、ツールに合わせる、システムに合わせるようになる場合が多いです。リノメタルさんの例を学ぶと、未来をしっかり描き、そこから逆算する中で、どうするかを工夫すると必然的に導入すべきDXツールが見えてくるというのがDXの王道だとわかります。
「自社のDX」は人中心か、ツール中心かを見分ける簡単なセンサーがあります。
それは、経営者、推進者がワクワクするかどうかが分岐点になると考えています。
「DX成功のセンサーはワクワク感!」なんです!!!!
あなたの会社のDXへのワクワク感は?
ワクワク感ゼロ…
大丈夫です。みんなそうです。
でも、チャレンジする価値はあります。
ちょっとハードルは高く感じるかもしれませんが、やってみると意外に社員さんは盛り上がります。
明るい未来を描くことは、理屈抜きで楽しいしワクワクします。
デジタルツールの進化は凄まじくて、我々の知らない間に進化しています。
学ぶネタ、ワクワクするネタはそこらじゅうに転がっています。
一度、時間をとって、専門家を呼び、勉強会など開いてみてはいかがでしょうか?
当社では、社員全員でDX研修を行うことで、社内の空気がかわりました。
研修を受けた皆さんが、今まで、無理だと決めつけていたノンコードのアプリ開発やチャットGPTを使った自動化が簡単にできるとわかったのです。
おかげで、私どものニューフォースでは、パソコンの苦手な女性社員が出退勤のアプリづくりに挑戦したり、パートの社員さんがチャットGPTを使って、スプレッドシートの自動化に挑戦しています。
あなたの会社はDXにワクワクしていますか?
答えがNOなら、ご一緒にワクワクしましょう!