2024年11月10日
私は最近痛感していることに、「日本の企業はGoogle Workspaceを使いこなしていない」問題があると思っています。
え、なぜグーグル一択?
マイクロソフトもスラックもラインもノーションも色々あるよ!知らないの…?
グーグルの回し者?
と思った方も多いかもしれません。
私が「Google推し」なのは、確かです!(笑)
でも「Googleの回し者」ではありません。(笑)(笑)
私なりの偏った意見かもしれませんが、そう思っている背景や体験があります。
先日「Googleとの距離感がその会社のDXの質を決める!」という攻めた(?)題名のブログを書きました。
こちらも「ほんとかな?」と思った方も多かったと思います。
今回はその記事の続編です。
皆さんに興味を持っていただきたいので、今回も煽った題名にしました。
よろしければ、しばらくお付き合いください。
ちなみに、グーグルアカウントを取得して利用できるサービスを「Google Workspace」と言います。
皆さんが日常的に使っているGmailやGoogleカレンダーがその一部です。
Google Workspace(グーグル ワークスペース)という最近使われ出したもので、少し解説しておきます。
2016年以前は「Google Apps(グーグル アップス)」
2016年以降は「G Suite(ジー スイート)」と呼んでいたものを、
2020年10月から「Google Workspace(グーグル ワークスペース)」と呼ぶようになりました。
それぞれ、「無料版」と「有料版」があります。
Google Workspace(グーグル ワークスペース)は無料でも実践的に長く使える点が多くの人に愛されています。
特にGmailは日本において、全年代を通じて最も利用されているメールサービスです。
全体の66%が利用している上に特に10代・20代での利用率が高いメールソフトです。
しかも、インターネットブラウザーとして日本のシェアが64.8%の「Google Chrome」とも強力に連携しているので、
少なくとも「日本最強のワークスペース」、「日本最高のグループウェア」と言えます。
Googleアカウントの無料機能は下記の通りです。
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1. Gmail
無料でメールアカウントを持ち、15GBのストレージが利用可能です。
スパムフィルタや検索機能が強化されており、使いやすさが向上しています。
2. Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド
オンラインで文書作成や表計算、プレゼンテーションが可能です。
複数人でのリアルタイム編集ができ、共同作業が効率化されます。
3. Google カレンダー
スケジュール管理ができ、他のGoogleサービスと連携可能です。
イベントの招待やリマインダー設定も簡単に行えます。
4. Google ドライブ
15GBのクラウドストレージを提供し、ファイルの保存と共有ができます。
ドキュメントや写真などのデータをオンラインで管理できます。
5. Google Meet
無料版では最大100名までのビデオ会議が可能ですが、60分の制限があります。
ブラウザ上で簡単に会議を開催できる利便性があります。
6. Google Chat
Gmailから直接チャット機能を利用でき、シームレスなコミュニケーションが実現します。
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しかし、
企業のほとんどがGoogle Workspaceの無料機能のほんの一部しか使っていないです。
私が経験した自社の体験で行くと、Google Workspace全体の10%、アカウント間の相互連携も含めれば、全体の1%程度しかGoogle Workspaceを利用していないです。
大袈裟ではありません。
皆さんの会社では、チャットワーク、スラック、セールスフォース、ライングループなど様々なクラウドツールを利用していると思います。
導入のきっかけは多分、無料だから、安いから、手軽だから、便利だからという基準だと思います。
「便利だから」とたくさん導入されたことによって、いろいろなツールを立ち上げては作業して、閉じるという作業を繰り返し、一貫性がなくなっています。
増築増築をくり返し、段差と敷居が邪魔で、車椅子では部屋に辿り着けない、古い温泉宿のようになってしまっています。
日本の生産性を上げるには、Google Workspaceを使いこなす企業がもっと増えることが大切だと感じます。
特に、パソコンだけで仕事をしている制作会社、ソフトウェア会社、士業の方、製造業の営業や総務部門、リモートワークのある会社は効果が高いと思います
「日本の企業はGoogle Workspace(グーグルワークスペース)を使いこなしていない」問題に対して、
今日はざっくりした問題提起だけですか、今後はこのブログやセミナーを使って具体的にお伝えしていきたいと思います。