2024年11月17日
「リモート社員が多くなるとなんだか寂しい」と感じる経営者はいませんか?
はい、私です。
当社のようなウェブやシステムの会社では、仕事はほぼPCで行いますから、在宅でも大半が可能です。
当社では、育児をしているスタッフさんが多いので、お子さんが熱を出したり、移動時間が取れなかったりした時、リモートワークを許可しています。
現在、朝のミーティングは、原則、Google meet(Google版のzoomのような会議ツール)で行いますから、
朝の会議中は賑やかですが、実際に出社したスタッフさんはお一人だったりします。
そんな時、スタッフのフロアに行くと1人しかいなくて、びっくりすると同時に、ちょっと寂しさを感じます。正直。
現在、リモートワークのみ、リモートワーク可にしている企業は、56.4%ですが、
大企業が53.8%、中小企業は23.7%と大企業と中小企業には大きな差があります。
出典:株式会社CI https://creative-innovation.co.jp/blog/6IiTYtLf
中小企業は、社員さんに近いから、経営者も社員さんも、会社に行かないと寂しいんじゃないかなと思います。
それはとても大切なことで、ただただリモートがいいというのは違うと思います。
ただ、テレワークは、業種によっては、会社も固定費が削減できるし、災害時などのBCP対策にもなるし、社員さんの満足度も高いです。
花王さんの調査では、若い人ほどテレワークの満足度が高いようです。
出典:花王株式会社 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001317.000009276.html
中小企業も場合によってはテレワークを導入したほうがいいでしょう。
だけど、テレワークは大変お金がかかるし、なんといっても「寂しい!」
当社は、この二つの問題をGoogle Workspace(グーグルワークスペース)で解決しました。
それも、たった1枚の無料のスプレッドシートで社内の空気がガラッと変わりました。
そのスプレッドシートを当社では「バーチャル本社」と呼んでいます。
「バーチャル本社」には、
・出勤を示す「デスク」があります。
・その横には、おはようございますとか、帰りまーすといった「あいさつ」欄があります。
・あいさつを済ましたら、「タイムカード」を押し、会議ボタンで会議に入ります。
当社では、こうした出社時の一連のルーティーンをまるでリアルに会社に出社したように設計しています。
その他にもこんなものがあります。
・他のスタッフにイレギュラーな休日を伝える「コルクボード」
・業務連絡のための「ホワイトボード」
・よく使う書類を整理した「書棚」
などです。
社員さんと一緒に作った「経営理念」の額縁も飾っています。
DXはお金がかかる。デジタルは冷たい。リモートワークは孤独。
こんなイメージを払拭して、みんなのモチベーションを上げ、ひいては会社全体の生産性を上げる。
「リモート社員が多くなるとなんだか寂しい」と感じる経営者の方、チャレンジしましょう!