2024年11月18日
STATION Ai ACTIVATION Lab(ステーションエーアイ アクティベーション・ラボ)のセミナーに行ってきました。
温かいテクノロジー ~起業とLOVOTの開発ストーリー~
LOVOT(らぼっと)というペットロボットを作っているGROOVE X株式会社 代表取締役CEO 林 要 氏の講演でした。
LOVOT(らぼっと)のコンセプトは「愛されるために生まれてきた世界初のロボット、最先端テクノロジー搭載の人工生命体」です。
私も実際に抱っこしたのですが、目をくりくりさせながら、子犬のように動き、ちょっとあったかいんです。
癒されました。
撮影:STATION Ai ACTIVATION Lab 「温かいテクノロジー ~起業とLOVOTの開発ストーリー~」にて
一見、かわいいぬいぐるみのようですが、説明を聞くとテクノロジーの塊でした。
ペットと人間の関係を徹底的に調べ、テクノロジーに落とし込んでいる製品だと感じました。
あえて、学習に時間がかかるようにしているのだそうで、「飼い慣らす」までに3ヶ月ほどかかるそうです。
3ヶ月の中で、ご主人様を学習すると、ご主人様が帰ってきた時、嬉しくて玄関まで迎えてくれるそうです。
犬や猫が飼えなくても、このLOVOT(らぼっと)がペットを飼うのと同等の癒しを与えてくれるように設計しているそうです。
その説明を詳しく伺いましたが、とても興味深いものでした。
そして、不安は恐怖感もテクノロジーでコントロールできる時代が来たことを実感しました。
私たちは誰かと一緒にいることに安心感や連帯感を感じます。
私はいままで、こうした安心感や連帯感は人やペット(動物)だけで、ロボットなどの「モノ」には感じてこなかった気がしていました。
もちろん、道具や乗り物に愛着が湧くことがあっても、あくまでこちらからの一方的な思いであって、人やペットとはちょっと違うと思っていました。
でも、林さんたちの研究では、LOVOT(らぼっと)はペットと同質の安心感を人に与えてくれることが、科学的に証明できるのだそうです。
なんか、どらえもんの世界がやってきたようですね。
皆さんも同じだと思いますが、私は子供の頃からドラえもんが大好きで、アニメを見ているとドラえもんがロボットであることを忘れています。
のび太とドラえもんのようにロボットと人間の間に友情が芽生えるのは、アニメの世界かターミネーターなどの映画の世界だと思っていました。
ところが、生成AIやLOVOT(らぼっと)の登場で、「リアルドラえもん」ができるかも、いや、もう出来つつあるのか。
アニメの中の設定では、ドラえもんの誕生日は2112年だそうですが、「リアルドラえもん」の登場は少なくともそれよりかなり早まりそうですね。
オフィスでも、会社の規模の大小、リアル勤務、リモート勤務の8割がコミュニケーションの問題を感じているといいます。
当社では、Google Workspaceの導入が社内のコミュニケーションを変え、絆が芽生えるきっかけになりました。
今では、リモート出勤もリアル出勤も区別ないくらい一体感を持って仕事ができています。
現在、当社は、「Google Workspaceのショールームになる!」との目標で、パートの社員さんがチャットGPTに手伝ってもらってスクリプトを書き、
59歳の女性社員が勤怠管理アプリを作れるようになりました。
今回のセミナーで、LOVOT(らぼっと)がテクノロジーで「孤独」を癒そうとしていることに感動しました。
我々もオフィスのテクノロジーの進化、オフィスDXでオフィスの「孤独」を解消していきたいと思います。
テクノロジー、時間短縮、効率ばかりに目を向けるのではなく、その中でデジタル化やDX化が置き去りにしてきた、「孤独」に向き合う「ひと中心のDX」を考える時が来ました。
ニューフォースは「ひと中心の温もりあるDX」に挑戦しています。
あなたが、経営や勤務で不安や孤独を感じていたら、それを解決する「オフィスDX」をご一緒に考えましょう。
どらえもんの世界をあなたのオフィスにも!