速報!2024年度補正予算の経済対策が閣議決定!

2024年11月24日
日本の中小企業のDXを牽引する2024年度補正予算の経済対策が閣議決定しました。
経済対策、閣議決定の発表資料(PDFが開きます)
(ややこしいので、これはよまずに下の要約をお読みください。)

石破さんが行う初めての補正予算です。
今日は、中小企業向けの経済対策を簡単に要約します。

結論的には、持続化補助金、IT補助金、ものづくり補助金、省力化補助金、大規模成長投資補助金、省エネ補助金など従来のものは継続です。
助成金も

変更点まとめ
1.変わったこととしては、事業再構築補助金の掲載がなくなりました。
2.「省力化、最低賃金アップ」がIT補助金、ものづくり補助金、省力化補助金の共通テーマとなりそうです。
3.IT補助金は、今のところ、インボイス枠が消え、通常枠の最大450万円、補助率1/2しか掲載がありません。
4.IT補助金は、最終回の採択率が大幅に下がっており、大幅な制度変更の可能性があります。従来の3/4〜2/3の高い補助率のインボイス対策枠は終了し、1/2、最大450万円の補助が主流になるかと思います。
5.石破さんらしさを出すための「地方創生2.0」で地方の補助金が増加

今後のスケジュール
11月28日 臨時国会招集
12月中 補正予算成立
2-3月の公募要項の発表
4月以降募集
の予定です。

補助金は、事業計画を作り、実行すると国から補助をもらえるありがたい制度です。
「助成金は現状の労働環境を変えるための支援」
「補助金は未来を変えるための支援」
と大まかにおもってくだされば結構です。

ただし、補助金なしで自立できるからこそ補助金がプラスになるのであって、「補助金ありき」のDXは、
「人間中心じゃない」「外側の」「買う」DXとなります。
これは、私がブログでお伝えしてきた、
「人間中心のDX」「内側のDX」「作り出すDX」と真逆となってしまいます。

補助金は、社内を活性化させ、資金繰りを助け、DXに至る事業計画を作ることができるものですが、
経営者の姿勢如何では、効果が期待できないものとなってしまいます。

「補助金額」に注目するのではなく、「達成したい未来のビジョン」を明確にし、補助金を利用しましょう。

 

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