大手企業ではテレワークを廃止する企業が増えているそうです。
アップルは週3日以上のオフィス勤務を義務付け。バッジの記録で出勤率を監視し、出勤条件を満たさない場合は厳しい警告を与える。
メタ・プラットフォームズ(旧:フェイスブック)は週の大半はオフィス勤務するよう義務付け。出社とリモートワークに関して細かいルールがある。管理のために、バッジの記録をトラッキングしている。
日本でもホンダ(本田技研工業)とGMOインターネットグループは原則的に週5日出社になり、リモートワークは廃止され、楽天グループは原則週4日出社となりました。
大きの企業がリモートワークを縮小してハイブリッドワークになっています。
その理由は、コロナの終結、コミュニケーション不足の解消、人事評価をしやすくするため、生産性低下の防止などといっています。
大企業と違って中小企業や地方にとっては今後ますますテレワーク人材は貴重になる!
しかし、我々中小企業は、感覚が違います。
実際、テレワークなら距離の制約がなくいい人材が集められますし、当社のように子育て中の主婦が多い場合、出勤時間を家事に使える在宅勤務のメリットが多いため、社員にとっても好都合です。
「今日、子供が風邪をひいたので在宅勤務にします。」
と社員さんから連絡を受けると、
「リモートワークのインフラやルールを整備しといてよかった!」
と内心喜んでいます。
リモートワークの成功の鍵は雑談!
今、Google Workspaceの研修講師として大活躍している当社のOさん。
先日雑談の中で、「実は会社を辞めようと思っていたんです。」と言われました。
入社してからの最初の1年間、打ち合わせはzoomとライン、データはドロップボックスでの共有というインフラでした。
お互いのコミュニケーションがうまくいかず、社員さんからは会社の情報がほとんどなく、疎外感があり、
勤務している側からは、やっぱり何をしているかよく分からず、存在感が薄い状態。
やめたくなるのも理解できます。
変わったきっかけは会社のグループウェアをGoogle Workspaceに変えたことです。
特に大きかったのが「Googleミート」の存在。
「Googleミート」は1対1なら無料でも接続時間24時間、3人以上なら1時間で無料枠同士でも十分な打ち合わせ時間が確保できる。
社内のルールとしてGoogleミートでの「雑談」を解禁して、業務のちょっとした打ち合わせ以外にもGoogleミートを積極的に使うようにしました。
リモートの社員と出勤の社員全員で行う朝の会議をGoogleミートを使って行ったのちも、案件ごとに、気軽に雑談ができる環境を整えました。
結果組織が本当に活性化し、リモートワークと出勤の区別がなくなりました。