朝の会議で感じた違和感
今日は月曜日なので、朝の会議は
確認事項が盛りだくさんでした。
しかし、会議の終わり際
何か違和感がありました。
私自身の態度や表情に余裕がなく
ギスギスした雰囲気が漏れ出てる!
全体に感となく重い空気が
漂っています。
朝のミーティングに
急遽雑談を30分追加
そこで予定を変更して、
30分の雑談タイムを
追加しました。
Kさんは週末、「愛知の屋久島」と
言われる乳岩峡(ちいわきょう)に
ご家族で行ったそうです。
屋久島にいきたいなあと
インスタグラムで検索したら
ここが出てきたとのこと。
観光地化されていない歩道や
険しい崖を登るのが大変だったことを
話してくれました。
また別のスタッフは京都巡りで
川床でのそばを食べたそうです。
暑い日だったので汗をかいたため
川床では汗が冷えて
寒かったとのこと。
聞いているだけで京都に
行った気分になりました。
雑談タイムで
殺伐とした空気が一変!
雑談タイムは、出席したスタッフに
順番にそんな話をしてもらい
予定通り30分で終了!
他愛もない話でいたが
私の中では、スタッフの皆さんとの絆
が蘇ったように感じました。
おそらく参加してくれた
スタッフの皆さんも
同じことを感じたことでしょう。
そして、雑談タイム開始前の
殺伐とした空気は一変し、
私の感じていた
違和感はなくなっていました。
数字が主語になると
ひとが消える
冷静に後で振り返ると
その時感じたのは、殺伐とした
空気は、私が売上数字しか
頭になかったことが原因だったと
気づきました。
実は今月の売上が足らなくて、
私は、今週は何としても仕事を
前に進めてもらいたいと
内心カリカリしてました。
私自身が数字や仕事が主語になって
いつの間にかひと中心じゃなくなっていた
ことに気付かされました。
テクノロジーの目的は
“効率化”ではなく“解放”
効率よく仕事をして欲しい、
早く仕事をして欲しい、
経営者は内心いつも焦っています。
だからこそ、デジタル化し、効率を良く
仕事ができるようにIT投資をしていきます。
しかし、DXの全体像を考えた時、
効率アップは最終目的、最終目標に
なりません。
デジタル化ツールをはじめ、テクノロジーの
最終目的は、人が重労働、単純労働から解放
されることです。
いつも忘れてしまう
自分のためにもこれは
肝に銘じたいと思います。
雑談・余白・無駄話が、
実は最も価値ある時間
そう考えると、スタッフの近況報告は
一見、会社の目的とは無関係なようで
実は大いに関係があります。
大企業と違い、中小企業の
生産性の鍵は「ラポール(信頼感)」です。
仕組みで組織を動かす大企業と違って
中小企業では社員が何でもこなさなくては
ならず、マニュアルもありません。
お互いの信頼関係(ラポール)のもと
連携して、次々と変わっていく問題に
答え続けなければなりません。
実は効率化をどれだけ強いても
お互いの信頼関係がなければ
効率化が達成できないのです。
「ひと中心のDX」こそ
日本の中小企業に必要
だれも取り残さないIT導入。
誰も置いていかないデジタル化。
そうした「ひと中心」の考え方が
中小企業に信頼関係に基づいた
生産性の高い組織をつくります。
生成AIが日進月歩で発達する昨今。
ひと中心のDXはますます重要度を
増しています。
生成AIが我々に
「人間にしかできないことは何?」
と常に問いかけているからです。
希望を持つこと
疑問を持つこと
願うこと
決断すること
そうした人間本来の
働きが仕事に生かされ
一人一人が生き生きと
働ける職場を作っていきたい
と願います。
ニューフォースからのプレゼントです!
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