答えを欲しがる経営者

レジェンドプロジェクト
ランチセミナー

9月19日レジェンドプロジェクト主催の
ランチ交流会で登壇させていただきました。
引き続き金曜日のセミナーの内容です。

ITを計算機のように
考える経営者が多い

経営者とお話ししていると、
「ITがやってくれる」
という感覚が強いのを感じます。

どういうことかというと、
IT導入することで即座に目の前のの問題が
解決すると思いこんでいるのです。

まるで、電卓や銀行のATM
のようにです。

確かに、電卓は毎回正しい
計算結果出してくれるし、

ATMは正確に希望の金額の
現金を出してくれます。

遅れも間違いもありません。

でも、会社で導入するITは
そんな便利なツールではありません。

使い方をマスターし
ミーティングを重ねて
使い方を決めなければなりません。

テレビもネットも
「カンタン〇〇」を連呼!

そんな風潮を助長しているのが
企業コマーシャルの
「カンタン〇〇」のフレーズ
でしょう。

決して簡単じゃないものを
「カンタン〇〇」と連呼することで
多くの経営者を惹きつけています。

答えを欲しがる経営者

つまり冒頭の見出し
「答えを欲しがる社長」
になってしまっている!

システムをATMや電卓のように
単純な数字を入れると
正確な答えを返してくる存在と
考えていることです。

システムに明確な答えはない!

しかし、システムには明確に答えはありません。
にもかかわらず、答えを欲しがる経営会
が多いことを感じます。

その点システムに頼ることで
様々な矛盾を抱えることになります。

簡単だから、研修も
ミーティングも要らない!?

「カンタン〇〇」の弊害は
何にとなくカンタンに
導入できるからと
研修や社内のミーティングが
甘くなる傾向があります。

実はITツールの真価は、
社内のワークフローを分析し
いかに社内の効率化に役立つか
研修やミーティングが不可欠なのです。

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