CES2025で発表されたトヨタのウーブンシティの進捗報告

2025年1月21日
今年のCES2025(世界最大の IT見本市)で、ウーブンシティの入居開始が報告されましたね。

話題のWoven Cityを現地取材!5つのエリアを特別公開|トヨタイムズニュース

CESは毎年ラスベガスで開催される世界で最も注目される新商品の発表イベントです。
マックのパソコンも、カセットテープレコーダーも、スマホも、世の中で広がったハイテク機器のほとんどがこの CESをきっかけに世界に広がりました。

ちょうど5年前、豊田章男社長がCES2020でウーブンシティ構想が発表された時、私はラスベガスの現地でこの発表を聞きましたので感慨が深いです。
今、ニューフォースはニューフォースは「ひと中心のDX」を掲げていますが、まさにウーブンシティは「ひと」の目線を大切にした開発。
なのでトヨタのこの取り組みには心から共感します。

挨拶の冒頭部分を抜粋します。
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2025年1月7日、「CES 2025」プレスカンファレンス
ウーブン・シティは、美しい富士山のふもとに位置しています。ここは人が住み、働き、楽しむだけの場所ではなく、あらゆる新しいプロダクトやアイデアを発明・開発できる場です。
住民たちが自発的に参加する、実証実験の街であり、インベンター(発明家)は実際の生活環境で、新しいアイデアを安全かつ自由に実証できます。
ウーブン・シティは、未来の暮らしを考え、向上させる仲間を、世界中から歓迎します。
そして本日、ウーブン・シティのフェーズ1の竣工を発表させていただきます。
今年から住民が住み始め、徐々にリアルな実証の場として発展させていきます。フェーズごとに住民は増加し、最終的には約2,000名が住む予定です。住民にはトヨタ従業員やその家族、定年を迎えた方、小売店舗、実証に参加する科学者、各業界のパートナー企業、起業家、研究者などが含まれます。
そしてもちろん、ペットも大歓迎です!こちらが私のペット、ミニーです。ミニーもウーブン・シティにすぐに馴染むことでしょう。
トヨタイムズより
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ニューフォースはDXの仕事に「ひと中心」という概念を導入したことで、社員が元気になりました。
「ひと中心」という思いは日本人に馴染むんですよね。

現在、トヨタの株の時価総額はテスラの2025年1月時点では、テスラの時価総額が約1.5兆ドル前後、トヨタが約6000億ドル程度と推測され、その結果テスラがトヨタの約2.5倍の時価総額と言われています。

しかし、2021年、一時は、テスラの時価総額はトヨタの4倍以上だったことを考えると「米国的」な革新的な事業と「日本的」なひと中心のやり方は世界にも通用すると思います。

2025年いろいろなDXのご相談が入ってきています。
すべてのDXを「ひと中心」に変えることで社会に貢献していきたいと思います。

     

     

     

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