DX 合理化だけじゃない大切な事

キュルノンチュエ
に行きました。

高山に行ったので
キュルノンチュエ
に行きました。

東海地方のマダム・セレブ
御用達のソーセージ工房
です。

高山市街から飛騨清見インター
に向かう途中の細い道を
進むとあります。

看板商品の
白カビソーセージ
が天井から!

フランス伝統技法を
忠実に再現した
本格工房。

看板商品の白カビソーセージ
が天井にぶら下がっています。

本物を求める
熱い経営者の思いで
多くの制約を克服

創業者・山岡準治さんは
60歳でフランスにわたり
ソーセージ作りを学びます。

フランスでは、ソーセージ工房を
シャルキュトリー
というそうです。

山岡さんは、フランスのソーセージ作りに
最適な場所を求めて開業地を探し、
飛騨清見に開店しました。

日本になかった妥協なしの
本格シャルキュトリー工房
を作りました。

そして、日本では見たこともない
本格的なソーセージを
飛騨の山奥で作り始めたのです。

苦しい20年間の日々
を思う

フランスの製法を一切変えず
作られたいまだ日本で知られていない
ソーセージ。

1998年の開業当時は全く評価
されなかったようです。

ご飯に合わない!
しょっぱすぎる!
などなど

しかし、頑固に製法を
変えなかった。

そしてついにその時が
きました。

2019年にドイツ食肉連合会
主催コンテストで金賞を
多数受賞。

それからというもの、
キュルノンチュエの名は
多くの人に知られることと
なりました。

開業からその価値が
評価されるまで約20年間。

経営者としては
この20年を思うと
切なくなります。

そして、よく頑張られたな。

守るべきものを守られた。

ご立派です。

DXは合理化とは
違います。

DXはデジタル化、
合理化と思われがちです。

しかし、私はそうは思いません。

企業の本質やこだわりを
守り続けることが
DXの目的です。

今は評価さなくても中小企業の
本質的価値は経営者のこうした
思いやこだわりです。

もしも、キュルノンチュエが
合理化の名の下で本物の
こだわりを捨てていたら…

今のような素晴らしい工房は
逆になくなっていたでしょう。

我々も評価されるされないに
関係なく、こだわりや目指す理想を
捨ててはいけないと思います。

そのためのDXでありたいと
私は思います。

経営者のこだわりこそ
DXで残すべき対象

デジタル化していいのは、
経理や名簿であって
理念やこだわりではない。

これを間違えると
DXは単なる合理化に
なってしまいます。

私が出会った企業に
そうはなってほしくない。

大切なこだわりを守るための
DXをご提案したいと思います。

まずは、あなたの会社の
こだわりをしっかり聞かせて
いただくことから
DXは始まります。

今すぐにでも出かけて行って
そのような経営者のこだわりを聞きたい。

それが私のライフワークです。

ニューフォースからのプレゼントです!

このブログを読んで、
Google Workspaceに興味を持った方は
下記のフォームでご連絡ください。

    TOP