IT担当者に丸投げした瞬間、DXは失敗に向かう

知覧特攻平和会館を見学

昨日から鹿児島県に来ています。
知覧特攻平和会館を見学しました。

敵機に向かい飛び立つ直前
特攻兵の方々が遺された
遺書を多数読ませていただきました。

色々な思いが去来し
とても数行では収まりません。

お一人でも多く
この記念館を訪れていただく
ことをお勧めします。

今日は、IT導入の現場で
私がよく出会うケースに
ついて書きたいと思います。

特に年配の経営者に多い
「若手丸投げ」の
IT導入についてです。

経営者の丸投げが始まる瞬間

IT担当者に
丸投げした瞬間から
DXは失敗に向かいます。

私も何度も
“任せるの?任せないの?”と
相談を受けてきました。

気持ちはわかります。
でも丸投げDXは
必ず迷子になります。

なぜ丸投げDXは迷子になるのか

若い社員に
「わからんから頼むよ」と
言う社長、実は多いです。

しかし後から
“そこは違うんだよね”と
口を出してしまう。

社長の理想が
途中から急に現れ
若手は混乱します。

任せるのか。
任せないのか。
現場は困惑だらけです。

気づかないまま発生する影の問題

この状態を私は
“ハイブリッド委託”と
呼んでいます。

任せたつもりで
任せきれず
中途半端に口を出す。

若手は板挟みになり
業者も方向性を
見失ってしまう。

結果としてDXは
動かず、進まず、
社内に疲労だけ残ります。

一緒に進めば結果は変わる

ではどうすれば
迷子DXを止められるのか。
答えはとてもシンプル。

社長が
“口も出す、金も出す、
知恵も出す”と決めること。

私も導入支援の場で
社長が前に出るほど
成功確率が上がるのを見ます。

“若手と一体で進める”
その覚悟が
DXの推進力になります。

人中心DXという選択が可能になる場所へ

DXとは
ツール導入ではなく
社内の意思を揃える作業です。

そのプロセスを
一緒に並走することで
チームは強くなります。

あなたの会社でも
若手と社長が並び立つ
新しい働き方を作れます。

私たちニューフォースは
その変化を形にする
伴走をしています。

今、社内で
DXが止まっているなら
一度問いかけてみてください。

“本当に任せているのか”
“私は前に出ているのか”
と。

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