2024年11月29日
11月22日、グーグルの生成AI「Gemini(ジェミニ)」が日本語に正式対応となりました。
つまり、Google ドキュメント、スプレッドシート、ドライブ、Gmailなどのサイドパネルから、日本語で「Gemini(ジェミニ)」に作業依頼や要約、情報収集などを依頼できるようになったのです。
ずっと「Google Workspace」推しの私は興奮していますが、多くの方はピンとこないと思います。(笑)
イメージが湧くように物語で考えてみましょう。
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あなたは、大手保険会社のマーケティング担当者です。
ホームページ上である製品のアンケートを募集したところ、予想の10倍の1万通のアンケートが集まりました。
あなたのGmailには、未読の1万通のメールがあります。
あなたならどうしますか?
徹夜?、応援頼む?、先伸ばす?
色々な選択肢が頭をよぎります。
しかし、あなたは全く慌てません。
応援依頼もしません。
もちろん残業もする気はありません。
あなたには、最高の助っ人AI「Gemini(ジェミニ)」がいます!
あなたは、コーヒーを片手に、「Gemini(ジェミニ)」に指示を出します。
1.アンケートに答えてくれた人全員に心をこめたお礼のメッセージを考えて、返信してください。
直後に、心のこもったメールの文面ができたので、あなたは、少し手直しし、1万人へのメール送信を「Gemini(ジェミニ)」に指示。
次にあなたはもう一つ「Gemini(ジェミニ)」に指示を出します。
2.アンケートを集計してレポートを提出して!
数秒間で、1万通のアンケートの詳細な集計が5ページのpdfで出てきたので、
さらにあなたが知りたい視点を加えるように、「Gemini(ジェミニ)」に依頼したところ
最終的には20ページのアンケート分析資料となりました。
ここまでわずか数分。
なかなかいいものができたのでさらに「Gemini(ジェミニ)」に役員プレゼン用のスライドを依頼します。
3.20ページのレポートを役員プレゼン用のスライドを作成してください!
30秒後には、役員プレゼン資料が完成し、
1万人の製品に関するアンケートの分析のための会議資料の準備は
10分もかからず終了しました。
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いかがでしょうか?
多少イメージついたでしょうか?
これがもう数日前から可能になっています。
これは「Gemini(ジェミニ)」ができることのほんの一例です。
Googleは、この機能が世界の GDPを7%押し上げると言っています。
2024年4月時点の世界のGDPは、95兆8921億ドルですから7%は約7兆ドル。
アップルの時価総額(3.3兆ドル)とマイクロソフトの時価総額(3.2兆ドル)を足したくらいの経済効果があるというのです。
あなたの会社にはどれだけのメリットを生めるでしょうか?
私と一緒に考えましょう。
そして、「Googleの生成AIGemini(ジェミニ)が日本語に正式対応」したのをきっかけに、あなたも「Google Workspace」との「距離感」を縮めましょう。