名古屋を代表する和菓子の老舗店のDXの挑戦!

2025年2月1日
本日、名古屋栄の和菓子の老舗、雀おどり聰本店様にお邪魔しました。
私は和菓子好きなので、お邪魔できる日をワクワクしながら待っておりやっと実現しました。

雀おどり總本店様の紹介

雀おどり總本店様は、江戸期安政三年(1856年)の創業以来七代170年間続いた和菓子と甘味の店です。

名物のういろは、良質の米粉のモチモチの味わいが特徴です。
ういろ、季節の生菓子、手詰め最中や焼き菓子があります。
また、あんみつやわらび餅、ぜんざいやかき氷など甘味客席を店内に併設しております。

ホームページより
http://www.suzumeodori.co.jp/

雀おどり聰本店様のこだわり

雀おどり聰本店様の店舗は、名古屋で最も賑わう中心地栄の松坂屋名古屋店の向かいにあります。
お店の前は大変な人通で、最近ではインバウンドの外国人を多く見かけます。
一方、お菓子の製造工場は、車で15分くらい離れた清須市にあります。
清須市の工場で製造されたお菓子は栄の店舗に運ばれて販売することになります。

そんな雀おどり聰本店の店主である古橋さんのこだわりは「鮮度」。
店頭で販売されるお菓子は、清須にある工場でその日に作られたものをいち早く店頭に並べます。

現在、工場と店舗を繋ぐのは、ラインワークスです。
店舗からは夕方5時の閉店時に工場に手書きの在庫表の写メが送られます。
工場はその写メを見て、翌日の材料を確認し、翌日に向けて材料の仕込みを行ます。
そして、翌日の朝、店舗の開店まで前日店舗から発注されたお菓子を作り、開店までに店舗に届けます。
店舗と工場の連携によって、その日のうちに作られた最高の鮮度のお菓子が店頭に並べられることとなります。
工場と店舗が連携し、出来立ての美味しいお菓子が店頭に並び、地元のファンやインバウンドの観光客を喜ばせています。

雀おどり聰本店様の課題

しかし、以下のような課題もあるとお伺いしました。

・店頭の売上をリアルタイムで把握できるシステムがない
・日々の店舗の売上を週単位、月単位で集計・分析ができていない
・緊急の連絡手段が電話、FAX、ラインワークスだが十分ではない
・情報がデジタル化されていないために、売上データが分析できない

これからGoogle Workspaceを使った提案をしていきたいと思います。
今回、ヒアリングにご協力いただきました古橋社長様、社員の皆様ありがとうございました。

     

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