近藤工作所が中部IT経営力大賞2025にエントリー

2025年1月15日
中部IT経営力大賞は、中部地域において優れたIT経営を実践し、他の企業の参考となる中小企業等の取り組みを表彰する制度です。
https://www.itc-chubu.jp/2024/03/09/itkeieitaishou2024/

2024年は以下の企業が受賞しています:
大賞: 株式会社アルタ(名古屋市)
—留学生トータルサポートツール「Levi」の開発と導入が評価されました。

優秀賞:株式会社グランツ(岐阜県)
—生産管理システムの導入やDX推進による業務効率化が評価されました。

優秀賞:ミズタニバルブ工業株式会社(岐阜県)
—RPAプロジェクトを中心としたデジタル化の取り組みが評価されました。

当社の推薦で、中部IT経営力大賞2025に、株式会社近藤工作所がエントリーしました。
この賞に今年は中小企業家同友会の仲間であり、私の友人である田中有紀子氏が代表を務める株式会社近藤工作所がエントリーされます。
https://www.kondo-kousaku.co.jp/

株式会社近藤工作所の業務内容
近藤工作所は、熱間鍛造金型の製造を行っています。
図面をもとにCAD/CAMを用いて加工を行い、製品の仕上げ・検査までを行っています。
号口品だけでなく試作品も短納期でご対応できます。
鉄製品の鍛造金型を得意としておりますが、アルミニウム製品の金型も数多く製作しています。
また、 自動車部品だけでなく、建機関係・バイク部品など多種多様な製品の金型を取り扱っています。

株式会社近藤工作所のDXの取り組み
こちらは、従業員21名の比較的小さな会社ですが、DXの取り組みを積極的にされています。

  1. 生産管理システムと勤怠管理システムの導入
    データ管理の一元化とルーティン作業のデジタル化により、作業の見える化と時間短縮を達成しました。
  2. 全社員参加型のワークショップ
    月1回の勉強会を開催し、DXの理解を深めることで、社員の意識改革とITツールへの適応を促進しました。
  3. ノーコードアプリの開発とiPadの全社員配布
    短期間でのアプリ開発と全社員へのiPad配布により、業務プロセスのデジタル化を加速させました。
  4. 業務専用パッケージの導入
    生産性向上のため、定評のある業務専用ソフトウェアを導入し、経理業務や生産管理の効率化を図りました。
  5. 展示会への積極的参加
    「メッセなごや」への出展を通じて、新規顧客の開拓や事業拡大に取り組んでいます。

これらの取り組みにより、1日の作業時間の大幅削減や社員のスキル向上を実現し、会社全体の付加価値を高めています。
さらに、愛知県の「デジタル技術導入モデル実証事業」の対象企業として選定され、多くの見学者が訪れるなど、地域の中小企業の模範となる存在として注目されています。

3月上旬に受賞者の発表があるので楽しみに待ちたいと思います。
https://www.itc-chubu.jp/2024/09/18/itkeiei2025/

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