2024年11月8日
大変面白いので、引き続き、DXセレクション2024受賞企業の紹介をさせていただきます。
株式会社広島メタルワークさんです。
株式会社広島メタルワーク（URL：http://h-metal.co.jp）
（精密板金加工・ステンレス加工・アルミ加工業）
広島県広島市
【企業概要】資本金：1,000万円
従業員数：47人（正社員）
代表者：前田 啓太郎
【事業概要】 食品機械・半導体製造装置・医療機器等の部品の製作
【企業理念】私たちはモノ作りを通して社会に貢献し、明るく楽しく元気
の良い企業を目指します
ホームページめちゃかっこいいです。
一度ご覧ください。
しかも、わかりやすい！！
「DXの取り組み」というホームページがめちゃめちゃわかりやすいので、
金属加工メーカー、部品メーカー、など応用範囲が広いのでぜひ参考にしてください。
その中で、「DXロードマップ」というのが掲載されています。
DXのビジョンをどう達成していくかの道筋を示すものですね。
広島メタルワークさんのDXロードマップがこちらです。
出典：株式会社広島メタルワークDXへの取り組み https://h-metal.co.jp/dx/
本当はもっと詳細な検討がされているはずですが、とてもわかりやすいビジュアルで表現してくれています。
実際にDXロードマップを作るには、下記のような8つのポイントがあります。
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ロードマップの作り方〜8つの手順
ロードマップを作る際は、以下の8つの手順で進めていくのが基本です。
1.DXの目標をビジョンに沿って決める
2.目標の達成時期を決める
3.現状を把握する
4.想定されるリスク・問題を洗い出す
5.リスク・問題の解決策を検討する
6.マイルストーンを設定する
7.時系列で工程計画を考える
8.全社共有する
出典：株式会社株式会社SIGNATE https://cloud.signate.jp/column/dx-roadmap
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実際、私たちは、このような順番でロードマップを作っていきます。
こうしたロードマップを作ることで、ビジョンの達成時期が明確になり、多くの人が取り組みやすくなります。
この中に「4.想定されるリスク・問題を洗い出す」があります。
ここがとても大切なのでピックアップします。
DXを行おうとすると、ほぼ100％「反体勢力」が現れます。
「今までのやり方がいい」という現場の方の思いと、
「私の仕事が奪われる」という恐怖心から、
しばしば会議が険悪になり凍りつくような場面も経験しました。
「部外者のあなたに何がわかる！」
といった敵意剥き出しの役員の方がいたりもします。
DXロードマップはまっすぐな道でも、平坦な道でもありません。
ものすごく、険しく、困難な道の場合が多いです。
予算よりやはり、「人」です。
ゴールしてからも安心してはいけません。
従業員100人程度の自動車部品の会社にチャットツールを導入した時の話ですが、
やっとのことで、補助金も取り、めでたく導入できました。
そして、導入初日を迎えたのです。
やれやれと思った矢先、ある社員の方が、会長室に呼ばれて怒鳴られていると聞きました。
「こんな重要な案件をチャットで送るやつがあるか！」
これでこのチャットツールはお蔵入りとなりました。（笑）
でも怖がってばかりもいられません。
道が険しいからこそ、DXロードマップを作ろう！
ぜひお手伝いさせてください。