「指示待ち社員」を責める前に、見直すべきこと

指示待ちには理由があります

「うちの社員は指示待ちで困る」
経営者の集まりで
よく耳にする言葉です

先日もある社長が
深いため息とともに
そう話していました

私は静かに聞きながら
ある光景を
思い出していました

本当の原因は見えないところにあります

指示待ちは
社員の性格ではありません
組織が学習させた行動パターンです

勝手にやると怒られる
判断基準が分からない
間違ったら責められる

この環境に置かれた社員が
指示待ちにならない方が
むしろ不思議ではないでしょうか

指示待ちは結果であり
原因ではないのです
ここに気づくことが第一歩です

私自身も同じ失敗をしました

かつて私の会社でも
同じことが起きていました
社員が動かないと嘆いていました

ところが振り返ると
私自身が判断基準を
伝えていなかったのです

「なぜ相談しないんだ」と言いながら
相談すれば「自分で考えろ」と返す
矛盾した言動をしていました

社員からすれば
何をしても怒られる
そんな状況だったのです

変化は小さな一歩から始まります

あるとき私は
一つだけ決めました
任せる範囲を明確にしたのです

「この金額までは自分で決めていい」
「この範囲の失敗は責めない」
そう伝えました

最初は社員も
半信半疑でした
当然のことです

しかし約束を守り続けると
少しずつ変化が
見え始めました

自分から提案する社員が
一人また一人と
現れてきたのです

今日あなたにできることがあります

社員に一つだけ
「自分で決めていい範囲」を
伝えてみてください

そしてその範囲での失敗は
責めないと約束するのです
これだけで十分です

指示待ちを変えるのは
社員の努力ではありません
経営者の決断です

小さな約束が
組織の空気を変えていきます
ぜひ今日から始めてみてください

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